レッドオークとホワイトオークの見分け方

赤みのあるレッドオークと黄褐色のホワイトオークの板に、先の尖った葉と丸い葉、ドングリを添えたイラスト

レッドオークとホワイトオークは板の表面ではよく似ていますが、木口を見ればすぐに違いが分かります。ホワイトオークの道管はチロースでふさがれ、レッドオークの道管は空気を吹き通せるほど開いています。ホワイトオークは髄線が長く、褐色が強め。耐水性に優れるため屋外にも使われ、価格も高めです。レッドオークは赤みがあり、手頃な価格で屋内に適しています。

  1. 木口を整える. 板の端を切り直すか研磨して、道管がはっきり見えるようにします。
  2. 道管の中を見る. 道管が開いていればレッドオーク。ガラス質の泡のようなチロースで詰まっていればホワイトオークです。
  3. 板面の髄線の長さを見る. 板目面では、ホワイトオークの髄線は長く、3/4インチ(約19mm)を超えることも。レッドオークは短く、通常は1/2インチ(約13mm)未満です。
  4. 色を確かめる. レッドオークはピンクがかった赤み、ホワイトオークは黄褐色からオリーブがかった褐色が目安です。
  5. 写真で確認する. 明るい場所で木口を撮影し、LasWoodで樹種とその特徴を確認しましょう。

選ぶ前に知っておきたい違い

硬さはほぼ同じで、ヤンカ硬さはレッドオークが約1290、ホワイトオークが約1360。大きな違いは耐水性です。ホワイトオークは道管がふさがれて水を通しにくく、古くから樽や船、屋外家具に使われてきました。一方、道管が開いたレッドオークは水分を吸いやすく、屋外では腐りやすいうえ、濡れた部分が黒ずむことがあります。レッドオークは着色が均一に仕上がりやすく、ホワイトオークはアンモニアによる燻蒸仕上げや、木の色を生かす現代的な仕上げによく合います。

用途別:どちらのオークを選ぶ?

庭のベンチ、船の部材、外部ドア、洗面台、シンク周りなど、水に触れる場所にはホワイトオークを。柾目材には美しい虎斑が現れ、アーツ・アンド・クラフツ様式の家具にも使われます。屋内家具、キャビネット、造作材、着色する床にはレッドオークがおすすめ。費用を抑えながら、伝統的な雰囲気に仕上がります。予算が限られるなら、本体にレッドオークを使い、水がかかる部分だけホワイトオークにするのも合理的です。

木目の写真1枚から板の樹種をすばやく識別するLasWoodのカメラ
木目がはっきり写った写真1枚で、LasWoodが樹種とその特徴を表示します。

木が見られるなら、葉でも判別

木そのものを見られるなら、葉も手がかりになります。レッドオークの仲間は葉の切れ込みの先が尖り、小さなとげがあります。ホワイトオークの仲間は先が丸く、とげはありません。レッドオークのドングリは成熟まで2年かかり、苦みがあります。ホワイトオークのドングリは1年で成熟します。LasWoodなら、板だけでなく葉や樹皮も同じカメラで調べられます。

ラベルに「オーク」としか書かれていないときは

木材店やフローリング店では、複数のレッドオーク材を単に「オーク」として販売し、ホワイトオークには高めの価格を付けることがあります。追加の費用を払う前や、屋外で使うものを作る前に、きれいな木口を撮影してLasWoodで確認しましょう。樹種とあわせて、硬さや仕上げのポイントも分かります。

よくある疑問

床材にはホワイトオークとレッドオーク、どちらがいい?

どちらも丈夫な床材です。ホワイトオークはやや硬く、水に強いため、木の色を生かす現代的な仕上げに向いています。レッドオークは価格が手頃で、赤みのある色合いが温かみのある伝統的な着色仕上げに合います。

レッドオークは塗装すれば屋外で使える?

長く使うには不向きです。塗膜が傷んだ場所から開いた道管に水が入り、腐りやすくなります。屋外にはホワイトオーク、チーク、シダーなど、耐久性の高い樹種を選びましょう。